このページでは、福岡中央美術学長 西嶋正司へのインタビューをご紹介いたします。

福岡中央美術の特徴、日本画の魅力、福岡中央美術の日本画科の強みなどをご紹介します。

福岡中央美術について

——福岡中央美術はどんな学校ですか?

西嶋 福岡中央美術は、美大・芸大への進学を希望する方のために2000年に設立された美術専門学校です。過去に多くの生徒を美大・芸大に送り出し、現在もたくさんの高校生・高卒生が夢の実現に向けて学んでいます。

福岡中央美術

これを読んでいらっしゃる皆さんは、美術に関心を持っている方や、もっと上手になりたいという想いを持っている方だと思います。福岡中央美術は、そのような探求心のある人が、とことんまで突き詰められる場所です。経験豊富な講師が、受験のことや実技のことなど、どんな小さなことでも指導やアドバイスを送っています。皆さん一人一人が持っている可能性を引き出し、自分の力で合格を実現する学校です。

——どのような学科がありますか?

西嶋 日本画科のほかに、デザイン・工芸科、油絵科、教育学部系受験科があります。それぞれに昼間部、夜間部、基礎3日、土曜・日曜のコースがありますので、高校生は夜間部、高卒生は昼間部というように自分に合ったコースを選ぶことができます。事前に予約して講義を受講できるチケット制の講習もあります。

——福岡中央美術で教えているのはどんな先生方ですか?

西嶋 経験豊富な講師が多数在籍しています。生徒一人一人と一緒に課題に取り組み、自分たちの経験を元に親身に受験や実技に関するアドバイスを行っています。どんな小さなことでも気軽に講師に尋ねてもらいたいですね。

福岡中央美術

——福岡中央美術の日本画科ではどのようなことを学べますか?

西嶋 芸大・美大の日本画科に合格するために必要な基本的な技術を学びます。受験では描写に重点を置いた表現が求められますので、まずは物の見方や捉え方を身に付ける必要があります。岩絵の具など日本画で使用する材料について学ぶことも重要です。古典絵画の模写などを通じて、日本画が持つ広い表現を学んでいきましょう。

——福岡中央美術の授業を体験したい人はどうすればいいですか?

西嶋 無料デッサン体験に参加することをお勧めします。ほとんどの方が初心者なので気軽に参加してください。道具の使い方や、描き進め方、モチーフの捉え方などを丁寧に指導しています。講師に受験に関する相談をすることもできます。

福岡中央美術の無料デッサン体験

——受験以外の活動について教えてください。

西嶋 リフレッシュのためのレクリエーションを行っています。海の家を貸し切ってバーベキュー、スイカ割り、花火をしたり、スポーツ大会を開催しています。ゆっくりとした時間の中で、生徒同士の交流を深めたり、教室とは違った距離で講師と美術の話をすることもできます。

福岡中央美術レクリエーション風景

日本画科について

——日本画の魅力は何ですか?

西嶋 日本画は天然の岩を砕いた絵の具(岩絵の具)や、泥や植物を原料とした絵の具を用いて絵画を描く手法です。日本画の大きな特徴は、絵の具を一色一色自分で作ることです。天然の素材を原料とした絵の具を絵皿に取り、膠を入れて混ぜ、さらに水を入れて練り混ぜます。日本画に対して「難しい」「敷居が高い」というイメージを持っている生徒も多いですが、日本画にしかない繊細な表現は大きな魅力です。また、最近では伝統的な手法に捉われない新しい表現技法を取り入れた日本画も多くなっています。

——福岡中央美術の日本画科ではどのようなことを学べますか?

西嶋 芸大・美大の日本画科に合格するために必要な基本的な技術を学びます。受験では描写に重点を置いた表現が求められますので、まずは物の見方や捉え方を身に付ける必要があります。岩絵の具など日本画で使用する材料について学ぶことも重要です。古典絵画の模写などを通じて、日本画が持つ広い表現を学んでいきましょう。

福岡中央美術

——卒業生の進学先はどのような大学がありますか?

西嶋 福岡県内外の美大や芸大に多くの生徒が進学しています。代表的な進学先として、東京藝術大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学、東京造形大学、女子美術大学、九州大学芸術工芸学部、九州産業大学芸術学部、佐賀大学地域デザイン学部などがあります。

——卒業生の皆様はどのような分野(仕事)で活躍していますか?

西嶋 企業デザイナー、広告代理店、ゲーム制作会社、アニメーション制作会社、デザイナー、作家、漫画家、クリエイターなど、幅広い分野で活躍しています。中学校や高校で美術の教諭をしている卒業生もいます。美術系の職業は特殊な仕事だと思われがちですが、実際には美大や芸大で学んだ卒業生は一般企業でも広く求められています。福岡中央美術では単に美大や芸大に合格するために必要なことを学ぶだけでなく、社会に出た後に活かせる知識や技術を身に付けていただきたいと考えています。

——特に人気の大学はどこですか?

西嶋 東京藝術大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学などの有名予備校はもちろんですが、地元九州で美術を学びたい生徒には、九州大学芸術工芸学部(九大芸工)や佐賀大学地域デザイン学部が特に人気です。福岡中央美術では、これらの大学の入試対策に特化した「九大芸工対策コース」や「佐賀大学入試対策コース」を開設し、上位合格者も多く輩出しています。

福岡中央美術の講義風景

——福岡中央美術の強みは何ですか?

西嶋 経験豊富な講師が多数在籍しています。生徒一人一人と一緒に課題に取り組み、自分たちの経験を元に親身に受験や実技に関するアドバイスを行っています。どんな小さなことでも気軽に講師に尋ねてもらいたいですね。

学長西嶋正司よりメッセージ

——福岡中央美術への入学をご検討の方にメッセージをお願いします

西嶋 福岡中央美術には様々な経歴を持つ講師が在籍しており、美術に関心を持ち始めたばかりの方向けの基礎的な指導から、難関大学合格を視野に入れた高レベルな指導まで受けることができます。皆様が目標としている大学への合格を講師一人一人が全力でサポートします。まずはお気軽にお問い合わせください。

福岡中央美術学長 西嶋正司

プロフィール
西嶋正司

西嶋正司福岡中央美術 学長

2000年に福岡中央美術を開校。以後、数多くの生徒を福岡県内外の美大・芸大に送り出す。2013年からは「一般絵画コース」を設立し社会人に広く美術の奥深さを伝える。

「黒田藩砲術陽流勢州会」「柳生新陰流勢州会」の師範としての顔も持ち、日本伝統武道連盟の理事を務める。